ランゴリアーズ

スティーブンキング原作、2本組。SFものであるがクリーチャーが登場するのは最後の方だけ、しかし、「来たぞ!」って感じでなかなかいい。

〜 ストーリー〜
ジャンボジェット機には大勢の客が乗っているはずだった。男が目覚めるといたはずの人々は居なく一人の操縦士と数人の客だけが残っていた。やがて彼らは推理を続けるうちに一つの結論に到達する。「眠っていた者のみがここに残った」しかし、なぜか無線が通じない。
とりあえず空港に着陸するが、誰もいない。それだけではない、音が無いのだ、自分達以外の音が。さらに食べ物の味もおかしい、サンドイッチはしなびていて、ビールは炭酸が抜けているし、マッチが付かない。そういった状況の中、一人の男が突然「俺は帰るんだ!」と言って暴れ出す。手におえないので彼をロープで縛る。客の中には推理作家がいた。彼の推理力は抜群でこの不可思議な現象の謎を解くことにした。付かないマッチ、炭酸の無いビール、そういえばこの世界は時間の進み方がおかしい、だとしたらマッチにしろビールにしろ時間が止まっているのではないか?音が聞こえないのも納得がいく。すかさず少年がやって来て飛行機の中で閃いたかのようにマッチを付ける。しかし、マッチは付かない。何も無いと思った時マッチが付いた!つまりこの世界とは別の世界のもの、自分達やジェット機の中の時間は正常に進んでいるわけだ。この事実によりジェット機に燃料を補給できることが分かった。こうしている間にも得体の知れないの音がどんどん近づいていると同時に遠くの鉄塔が倒れていくことに気づく。
ある時暴れた男がロープを抜けて逃げてしまう。そして、追かけた男を刺し殺してしまう。ほかの男が奴を鈍器で殴り気絶させる。男は彼にとどめを差そうとするが、客の少女の忠告により見逃しその場に残す。
音がどんどん近づいてくる。ジェット機の燃料の補充も時間が厳しくなってきた。「もう限界だ飛び立とう!」人々はジェット機に乗る。すると山の向こう、つまり音が近づいてくる場所から口だけで構成された得体の知れない怪物が大量に飛んでくる。その時殺さなかったあの男が空港から滑走路に出てくる。怪物は奴の居た所を食いつくし始める。食べた後は「無」である。あの時少女が奴を殺すなと言った訳がわかった。暴れた男に会議の幻覚が現れる。「仕事のミスはわざとやってやった」と言うと父親が言う。「お前にはおしおきをしてやる!」現実の戻った暴れた男は怪物に気づき逃げ回る。「お前は逃げてるんじゃない、飛び跳ねているんだ!ランゴリアーズに食われてしまえ」と幻覚の父が言う。その後すばやいランゴリアーズに奴は食われてしまう。奴を生かしておいたおかげで時間稼ぎができた。急いでジェット機を走らせる。ランゴリアーズはまだジェット機を襲わない。何匹かのランゴリアーズが滑走路を食ってしまうが強引に飛び立つ。飛んだ!下を見るとたくさんのランゴリアーズが世界を食い尽くしていた。まるで宇宙空間のような底には何があるのか想像もつかない。ここで推理作家が言った「謎が分かった、この世界は過去が現在に移り変わる世界で、ランゴリアーズは過去を抹消する最高の方法なのだ」
しかし、この後どうする?いやまて、我々がここへやって来た時にオーロラが観測された。我々はオーロラに突入したに違いない。それから、オーロラを探す。すると、簡単にオーロラを発見できた。「突入するぞ」誰もがそう思った時「まて!」と推理作家が叫ぶ。「我々は眠っていたんじゃなかったのか?」ここまで来てとんでもない困難に立ちはだかってしまった。とんなに目が冴えているのにどうやって眠れというんだ?それに、誰かが操縦してなければならない。すかさず眠る方法を思いつく。機内の気圧を下げれば眠れる。しかし、誰が犠牲になる?ここまで来て。「俺がやる」と一人の男が言う。「俺は今まで汚い仕事ばかりやってきた。今こそ、償える時なんだ。」彼に好意を寄せていた女性が嫌がるが何とか説得する。それから、操縦席で犠牲になる男と操縦士の会話が続く。いろいろ話した後オーロラを見て彼は「何て綺麗なんだ」と操縦士に語りかけるがすでに眠っていた。
時が経ち人々が起きた時、彼の姿は消えていた。その後ジェット機は雲をつき抜け地上付近に出るが誰も居ない空港に着陸して「一体今までやってきた事は何だったんだ!」と叫ぶと推理作家が何かに気づく。「早くこっちに来い、ここなら安全だ!」壁沿いに全員集まると視界がホログラムのようになり空港の人々の姿が現れる。「時間が追いつく瞬間だ!」それから「新しい、人達だ」と気づいた空港の子供が叫ぶ。「あの子、私達のことを新しい人達だって!」 帰ってきた客達は楽しげに空港を駆け出す。 END         

   ・感想
2本組みでとっても長いので説明が大雑把になってます。ストーリーがちょっと変えてますんで。本当はもっと複雑なストーリーです。
こうゆう空間もののSFは結構好きなんですよ。地味な展開ですがスティーブンキングが関わっているだけあってそんなに退屈しないです。徐々に謎が解明されるのが好きな人には楽しめる映画だと思います。

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